服用は規則正しく

プロペシアのジェネリック医薬品でもあるフィンペシアを通販で購入しようと思っているけれども、健康診断の結果に影響が出るのではないかと心配する人も多く見られます。
プロペシアのジェネリック医薬品でもあるフィンペシアは、有効成分のフィナステリドが、二型5αリダクターゼを阻害して、男性ホルモンがDATに転換されるのを抑制することによって、脱毛することを防ぐ薬をさしています。
服用した後は24時間で体内から排泄されることになるので、効果を持続させるためにも、1日一回決まった時間に服用する必要があります。

前立腺癌の検査の際は申告を

実際にフィンペシアを服用した状態で健康診断を受けた場合には、その結果に影響が少なからず出るといえます。
服用により影響が出る検査項目としては、血液検査による前立腺がんの判定を行う値です。
この値は前立腺がんの早期発見に有効な目安とされているものですが、フィンペシアに含まれているフィナステリドの服用により、この値が40パーセントから50パーセントほど低下したことが報告されています。
そのため服用中は検査の値が低く出てしまうことから、前立腺の異常が発生していることを見逃してしまう可能性が高まります。
基本的にこの血液検査は健康診断ではオプションとなっていることがほとんどです。
この検査の受診を選択するのであれば、事前に服用していることを伝えておかなければなりません。
そのほかの一般的な健康診断の項目に影響を与えることは特にありません。
しかし検査の当日にも薬を飲むことになるため、フィンペシアに限ったわけではなく、事前に申告しておくことが求められます。

献血も注意が必要

また服用中に気をつけなければならないこととして、献血が挙げられます。
この薬の有効成分は、成人男性にだけ有効性と安全性が認められているものです。
万が一妊娠中や授乳中の女性が服用した場合には、胎児の生殖器の発達が正常に行われない危険性があると報告されています。
このような理由があるので、服用中の男性はもちろんのこと、服用を中止して1か月以内の献血は絶対にしてはないません。
またこの薬を服用している間は、肝臓への負担が大きくなります。
肝機能障害の発生はないものの、アミノ酸やエネルギーが体内で代謝される際に働く細胞内の酵素の値は上昇するといわれています。
この数値が上昇すると、肝細胞が障害を受けて、血液中に流れ出すことにもなります。
服用しているときには、アルコールの摂取を控えるなど、できる限り肝臓に負担をかけないようにすることが大切です。