フィンペシアの副作用について

フィナステリド

男性ホルモンが深く関わる副作用

フィンペシアの副作用にはどのようなものがあるのでしょうか。この薬は男性型脱毛症の治療薬ですが、これには男性ホルモンが深く関与しています。男性ホルモンの一種であるテストステロンが頭皮の細胞でジヒドロテストステロンと呼ばれる物質に変わるのですが、このジヒドロテストステロンが脱毛を引き起こすと考えられています。フィンペシアは、テストステロンがジヒドロテストステロンに変換されるのを防ぐ効果を持ち、これによって脱毛の治療ができると考えられているわけです。 テストステロンもジヒドロテストステロンも男性ホルモンですが、その作用は多少なりとも異なります。この変換を防ぐことで男性ホルモンのバランスが変わってしまうことが考えられますから、副作用も主にこれに関連したものになると予想できます。つまり、男性ホルモンに関係したものがあり、例えば性欲減退、精子濃度減少、睾丸痛などといったものが挙げられます。もしこのような症状が発生した場合には速やかに服用を中止し、医師に相談することが望ましいです。

飲み始めたら体調の変化に気を配って

ただ、フィンペシアの副作用はこのような男性ホルモンのバランスに関連したものばかりかと言えば決してそうではありません。ですから、このような症状以外にも何か普段と体調が異なるような点はないか、薬を飲み始める前と飲み始めた後とで変化がないか気を配っておくことは重要です。そのようなものとしては、過敏症や肝機能障害が最も一般的です。 過敏症とは例えば蕁麻疹、発疹、皮膚のかゆみや唇、舌の浮腫などが挙げられます。肝機能障害は初期のうちはあまり自覚症状がないかもしれませんが、健康診断などの血液検査で分かることとしてAST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇などがあります。

不調を感じたら早目に医師に相談して

副作用のない薬は存在しません。服用している間は何か変わったことがないか、特に飲み始めてから数日間とか数週間くらいの初期の間は留意しておきましょう。また、この薬は確かに男性ホルモンに影響を与えるものですが、副作用の頻度としては必ずしも男性ホルモンに関係したものの発生率が他よりも明らかに高いわけでもありません。つまり、過敏症とか肝機能障害がより高い頻度で発生することもあります。さらには、ここに挙げた以外の様々な症状が発生する可能性もあります。軽いものであればそのままフィンペシアを服用し続けることもできる場合もありますが、素人判断は危険な場合もありますので注意しておきましょう。
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